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模擬病室

昨日は、看護学部の選択科目演習がありました。


ロールプレイを含めたシミュレーション演習で、

患者さんは模擬患者さんにご協力いただきました。



ここCSCは大きなラボが2つありますが、個室がありません。



なので、模擬病室を再現します。
001模擬病室

どうですか?雰囲気出ていますか?




どうも床頭台の上が散らかっています。
002床頭台

意図があってこのようにセッティングしています。




患者さんのお名前は・・・というと。
003ベッドネーム

定番中の定番です

あとは、石川太郎さんや、お隣の県を拝借して福井花子さんとか。


ブレイクしている芸人さんの名前を使ったりもしますが、

ジョークが過ぎるとよくないですよね。




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ひと手間

お料理を作る時、仕込みに時間をかけるように、

シミュレーション教育でも、準備にたくさんの時間をかけます。




紙上でデザインを考えた後は、

本当にその内容で効果的な学習ができるのか、実際に動いてみます。

お料理で言うところの味見になるかな。



動くことで、全体の流れをつかんだり、設営や使用物品について、

指導者のかかわりや時間配分など様々なことを検証します。

その後また動き、最終調整していくといった感じです。



いい味になるまで微調整しながら味見を繰り返し、

お客様にお料理を提供する!



シミュレーション教育もまた、繰り返しの準備を経て、

学習者に効果的なシミュレーション教育を提供する!というわけです。




今回は、そんな準備作業の中から、

ちょっとしたひと手間な準備を紹介させて下さい。




先日、看護学部4年生を対象とした総合看護学演習がありました。


モニター心電図の電極シールを貼る際の注意点に

「電極シールが乾いていないかチェックする」というのがありました。



そこで、ひと手間。


電極シールをはがしておいて事前に乾燥させておきました。


演習当日に新しい電極シールと乾燥してしまった電極シールを

実際に触れて確認してもらったわけです。



ちょっとしたことですが、

このひと手間が学習デザインをした者から学習者へのなんだと思っています。




        こ~のひと手間が アイラブユー 







忠実性

CSCは医療教育を学ぶ場ですので、

それに関する物品はたくさん準備してありますが、

ハード面を整えるのは、いろいろな工夫が必要となってきます。



施設によっては、

シミュレーションセンター内の一部屋を

模擬病室として固定して設置しているところもあります。



他には、以前病棟だった所をシミュレーションセンターとして

開設されたところは、まさに本物の病室が設置されているわけです。





CSCは現在、2つのラボがオープンスペースとなっています。

詳細はコチラ⇒
CSC住人たちのホーム




ですので、その時々の状況に応じて設営が必要となってきます。





簡易的な模擬病室だと、こんな感じになります。

模擬病室

忠実性に欠ける部分もありますが、

それらが、目標達成に関係していなければ問題ありません。



ここが病室だとイメージができ、

ベッドで横になっている患者さんへ対応できれば十分です。



ですが例えば、

痰が多くて、何とか自分で喀出している患者さんがいたとします。


ですがこの患者さん、自分で話すことができません。

患者さんの状態を観察してきて下さい。



こんな課題が出たとします。



ちなみに朝9時に環境整備に回り、

ゴミ捨てやベッド周囲の清掃は済んでいます。これから朝10時の検温です。   



こんなシチュエーションであれば、



当然、ベッドサイドにゴミ箱を置いて、

くしゃくしゃっとしたティッシュをたくさん捨てておく必要があります。


ゴミ箱を見れば、環境整備を終えた1時間で、

どれくらいの痰が出ているのか予測することができます。



更に、痰の性状を把握するために

ティッシュについている痰を観察してほしいと思えば、

ティッシュに模擬痰をつけておく必要もあります。




ほんの一例ですが、

このように何を学んでもらうかで、

どこに忠実性を高く求める必要があるのか異なってきます。








では、こちらはどうでしょう?

001CT.jpg

何の部屋かわかりますか?

002CT.jpg

階段の踊り場を利用して設営しています。



昨年のisim-J(シミュレーションインストラクション手法を強化するコース)で、

私とご一緒したグループのみんなで作成しました。

004CT.jpg

このように寝台に見立てたストレッチャーが置いてある部屋と

ガラス張りになった前室らしきものがあります。





もうわかりましたか?






正解はこちらです!

005CT.jpg  006CT.jpg 
出典:金沢医科大学中央放射線部





医療関係者であれば、

な~んとなくイメージをつけてもらうことができたでしょうか?



本来は、医療従事者だからこそ、

本当のCT室でシミュレーションできれば一番よかったのかもしれません。





コースディレクターのバーグ先生からは、

なかなかのアイデアだとお褒めの言葉をいただきました





シミュレンジャーサークル

2016年度CSCの目標を新たに掲げ、

目標達成のためのプランの一つとして、

『シミュレンジャーサークル』を立ち上げることにしました。




ということで、

昨日の午前中は、医学部5年生たちのBSLの準備/片付けをしつつ、

メンバー募集のポスター作りに挑戦しました!




どうでしょう?

立ち止まって見てもらえるかな?

案内ポスター
注:画像はモンスターズ・インク(日本語吹替版)より使用しました


去年、iSIM-J(インストラクションスキル向上を目指すコース)を受講した時、

アニメーション映画『モンスターズ・インク』の冒頭を見せてもらいました。



それまでにも見たことがあったのに、気が付かなかった冒頭部分。




なんと!




“シミュレーション研修”から入っているんです。



予告だけでも、十分笑っちゃいます。よければYou tubeでご覧ください。





途中で切れていますが、

この後、デブリーフィングスキルについて討論しました。



映画の中でデブリーファーが、

訓練生であるモンスターの名前を間違ったまま呼んでいます。



デブリーファーのこの問いかけはどうでしょう? 

「何がいけなかったのかわかる?」

ネガティブの振り返りをクローズドで聞いてるように思います。

「やってみてどうでしたか?」 ・・・オープンクエスチョン!

これだと、フレム君のまた違った意見が、聞けたかもしれませんね。



仮に訓練生がよくなかった点に気が付いていないとすれば、

「改善するべき点があったと思うのだけど、どこだわかりますか?」

この方がいいですよね。




訓練生のよかった点を見逃さないのも、デブリーファーの力量です。



みなさんは、

このフレム君。どこがよかったと思います?

モンスターズインク シミュレーション

私は、寝ている子どもの上を大きな影で覆ったところ、

怖くてよかったと思うけどなぁ。




話が脱線してしまいました



CSC管理人たちにとってメジャーな言葉でも、

見る人にとって聞き慣れない言葉は、

壁を作ってしまいそうだったので、

かわいい画像と身近な映画で、見る人たちの心を掴んじゃおう作戦でした。



      たくさん集まるとといいな

ボード




Just in time Simulation Training

昨日、医学部5年生がCSCにやってきました。



不安げな表情を見せながら、

「ガウンテクニックと手袋の装着を練習したいんですけど」 と。




ちょうど1週間前にガウンテクニックの演習を終えています。  

その模様はコチラ




理由を聞くと、同僚が手術室に実習に入った際、

うまくいかず怒られてしまったとのこと。



そこで練習に来た学生たち。



(ちゃんとできるか不安だなぁ)
(怒られたくないなぁ)
(うまくやりたい!)




そんな心の声が聴こえてきました。




しかも手術室に入る日を確認すると、明日なんだと。




先週のガウンテクニックの演習とは、

学生のレディネス(学習の構え)が違いますね。



成人学習原理の中に、

必要性を感じたことについて学習することを好むとあります。



いつ必要となるかわからない受動的な演習よりも、

明日必要で、うまくできるようになりたいという意思のもと、

能動的に行う演習の方がはるかに効果的だと思います。




CSCで行う演習は “Off The Job Training” です。

失敗が許され、何度でもトレーニングが可能です。



習得したい内容に合わせ、教材を準備し環境を整えます。



それからこれ。


Just in time Simulation Training


Just in time・・・・私見でピンときた訳は 「いよいよって時に」 かな。




昨年、Just in timeでCSCを訪れたのは、

研修医の先生方が一番多かったです。



「午後から、CV(中心静脈カテーテルの略)の穿刺があるので練習させて下さい」

「明日、腰椎穿刺があるんですよねぇ。ちょっと練習に来ました」



どれも「いよいよって時」にですね。




今年は新年度はじまって早々、

医学生がJust in timeでCSCを利用してくれました。

大変うれしく思います。





現在は24時間CSCを解放していないため、

全てのJust in timeには応えられないかもしれませんが、

利用時間内の限りでサポートさせていただきたいと思います。


エコーガイド下CVC穿刺        腰椎穿刺
021.jpg  腰椎穿刺 - コピー 
注:現在は別のモデルを使用





臨場感 -1-

シミュレーション教育を効果的に行うために、

「忠実性」「臨場感」などを考えて様々なところで工夫を凝らします。




既存のシミュレーターをそのまま使用することもありますが、

簡易的にトイレマークをプリントアウトしてドアに貼り付け、

「ここがトイレですよ」と説明し対応したり、

模擬患者さんで冷感を再現したい時には、

アイスノンで手を冷やしておいてもらったり。

(なのに手を触って冷感をみてもらえなかった・・・な~んてこともあります





どの場面でどんなものを、どんなふうに・・・と、

あれこれ考えている時は、大変なこともありますが楽しい時間です。

とっさのひらめきに「さすが!」なんて自画自賛し、

胸躍らせながら準備することもあります。



今日はそんなとっさのひらめきで使用した、

臨場感あふれる小道具を紹介したいと思います。



看護学生を対象に行った「災害看護演習」で使用しました。

演習では、16名の傷病者をトリアージしていきます。




そこで登場!

救急車

音(サイレン)が出る救急車!ピ~ポ~ピ~ポ~♪ 演習スタートです。




傷病者16名ですから、次々と搬送されてきます。

トリアージしている最中にも、ピ~ポ~ピ~ポ~ピ~ポ~♪
救急車2

どのタイミングで鳴らそうかと、

元祖シミュレンジャーも楽しんでいるようでした。

斯くいう私が、一番楽しんでいたかもしれません




そういえば、

高校生?大学生にBLS(一次救命処置)演習を行った時だったかな。



救急車要請後、胸骨圧迫をしている時に実際にこの救急車を走らせて、

「救急隊が到着しました!」 な~んて対応したこともありました。


多少の遊び感覚も入っていますが、

それなりに臨場感が出せたのではないでしょうか。



参加者の笑顔が見れた=楽しく学んでもらった、そんな小道具でした。





プロフィール

シミュレンジャー2号

Author:シミュレンジャー2号
クリニカル・シミュレーション・センター(CSC)の管理人
シミュレンジャー2号です!

現役ナースを引退して3年目突入。シミュレーション医療教育、ノンテクニカルスキル教育を中心に、頭(8割)・体(2割)を使ってお仕事しています。

上司の元祖シミュレンジャーよりmissionが発令され、
bloggerとしての任務も
遂行することになりました!



よろしくお願いします❤

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